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| 国際インターネット囲碁大会 先般、横須賀リサーチパーク(YRP)において、市制100周年とYRP10周年を記念して国際的な囲碁大会が開催された。上海、釜山、メルボルンの3都市と横須賀をインターネットで結び、各都市7名の代表チームによる囲碁の団体戦を行うという、世界でも例のない試みであった。 囲碁は、創造性に富む頭脳のスポーツとして、年齢や性別、言語の違いを超えて世界中で愛されている。IT技術を利用して囲碁を通した国際親善を図る今回の企画は、情報通信技術の世界的な研究開発拠点を目指すYRPの10周年記念としてふさわしいイベントであったと思う。ご協力をいただいた日本棋院、地元および海外の多くのボランティアの皆さんに心から感謝したい。 この催しの前夜祭として、私と梅沢由香里女流棋聖との公開記念対局が行われた。武宮正樹九段の解説つきという豪華な顔ぶれであった。 著名な一流プロ棋士との対局は、たとえ望んでもめったに得られるものではなく、私にとってはまたとない好機であった。ただ、大勢の観衆の前で一手一手大型スクリーンに写し出されて行う対局は初めての経験であり、正直言ってうれしさより負担に感じる方が大きかった。できれば誰かに代わってほしいくらいだったが、いざ対局が始まると、打つ手に集中して周りのことは忘れた。 五子局で、途中までは順調に進んだ。これはもしかして勝てるかなと思い始めたとたん失着を打ってしまい、あっという間に大石(たいせき)をとられて、結局完敗に終わった。敗因は、やはり観衆の目を意識して、深い読みもなくカッコ良さを求めてしまったことにあると反省している。 解説の武宮九段には、市長の碁は思っていたよりずっと強いと、だいぶ持ち上げられたが、それより碁から分かる私の性格の良さの方をしきりとほめられた。また、ある人からは負けっぷりのよさをほめられた。どこまで喜んでよいものやら。ともかく、勝負には負けたが、思い出に残る楽しい碁であった。 横須賀市長 蒲谷亮一
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