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都市対抗野球

 第77回都市対抗野球大会で、横須賀市代表の日産自動車チームは、平成17年に続き2年連続の準優勝という快挙を成し遂げた。
  激戦の県内予選を突破して全国大会に進出し、初戦、二回戦、三回戦と勝ち上がって、準決勝でも強豪の東京都代表(JR東日本)を破り、いよいよ悲願の優勝へあと一歩と迫り、今年こそはの期待はいやが上にも高まった。
  平成18年9月5日の決勝戦には、私も張り切って東京ドームまで応援に出掛けた。市民の皆さんも大勢駆けつけ、皆で声をからして応援した。しかし結果は、残念ながら1点差に泣いた。2年連続して決勝戦まで行っての誠に悔しい敗退であった。いま一歩だっただけにいっそう悔しさが募り、選手の皆さんもガックリと肩を落としていた。相手チームの監督が優勝インタビューを受け、歓喜の胴上げで宙に舞うのを声もなく見守りながら、悔しさに耐えた。ようし来年こそはの思いを禁じ得なかった。
  私は野球がそれほど好きなわけではない。しかし、この都市対抗だけは別だ。それは、日産チームがわが横須賀市の代表として全国の強豪と戦うからだ。全国高校野球大会やサッカーJリーグの人気が高いのも、そこに地域代表という要素があるからではないか。
  市民の皆さんにも、都市対抗野球の面白さをもっと知ってほしい。郷里の代表チームに思い切り声援を送る楽しさを味わってほしい。
  かつて広島県に勤務したことがあるが、そこでプロ野球の広島カープがいかに市民に愛されているか、逆にカープがいかに市民に夢を与えているかを肌で知った。野球に限らず、スポーツは地域に元気をもたらす大切な要素だと思う。たとえ自らスポーツができなくても、地域の代表選手やチームを皆で心を合わせて応援するのは誠に楽しいし、元気が出る。
  2年連続準優勝の日産チームの健闘に大きな拍手を送りたい。そしてわれわれに大きな興奮と夢を与えてくれたことに心から感謝したい。さらに願わくは、来年こそ「日本一」の感激を皆で味わいたい。
横須賀市長 蒲谷亮一

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