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あいさつ(挨拶)をしよう
私は今、市役所で「あいさつ運動」を提唱している。
少ない人数で市民サービスを向上させるためには、いかに職員1人1人のパワーを引き出すかにかかっている。そのためにはまず、職場が明るく、人間関係が円滑でなければ、パワーも生まれないし、良い仕事は期待できない。そして円滑な人間関係に不可欠なのが、日常のあいさつだ。
先日の日本経済新聞に、「職場で異性から掛けられてうれしい一言」というアンケート調査の結果が掲載されていた。「おはようございます」「お疲れさまでした」「ありがとう」というシンプルで基本的なあいさつの言葉が、男女とも上位を占めていて、逆に最も皆に嫌われるのが「無言で反応のないこと」という結果が紹介されていた。 あいさつは何か特別に重大な意味を伝えるためにするというわけではない。しかしあいさつをするかしないか、またどんなあいさつをするかで、対人関係が大いに違ってくる。あいさつがないばかりに人間関係がうまく築けないこともあるし、逆に一言のあいさつが相手の心に温かい灯をともすこともある。 市役所で大切なことは、職員間のあいさつだけではない。むしろもっと大事なのは、市役所や行政センターなどの市の施設を訪れる多くの市民の皆さんに対して、職員が積極的にあいさつをすることだ。来庁者に気分よく用事を済ませてもらえるように務めることが、公務員としての接遇の基本だと思う。このことが、市民に愛され、信頼される市役所をつくるための第一歩となるだろう。 市民の皆さんにも、「あいさつ運動」を呼び掛けたい。家庭でも、学校でも、地域でも、商店街でも、あいさつの輪を広げよう。山登りをするとき、すれ違う人には皆、声を掛け合うように、隣人や地域のみんなにあいさつをしよう。 市民1人1人が積極的にあいさつすることを心掛け、周りの人の心を変えていってほしい。 そして横須賀が、明るいあいさつの声に満ちた、あたたかいふれあいの街になるように願っている。 横須賀市長 蒲谷亮一
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