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北海道で育った私の子供達
私の3人の子どもたちは、少年少女時代の6年間を北海道の札幌で過ごした。自然がいっぱいの環境の中で過ごせたことは、3人にとって大きな幸せであったと思う。
学校には広々とした土の校庭があり、思い切り遊んだり、ドングリの実を拾ったりできた。リスやキタキツネ、アカゲラなども近くで見られたし、エゾサンショウウオのいる川も近くにあった。街中にライラックの花が咲き、少し足を延ばせばミズバショウやカタクリの群生地も見られた。 冬はスキーだ。近くのテイネスキー場に毎週末のように出掛けた。スキー場では、普段の親子関係がまるで逆転した。初心者の私がリフトの乗り降りにも苦労しているのを子どもたちが心配そうに見ていて、「パパ大丈夫?」などと気遣ってくれる様子がほほえましかった。 週末や夏休みなどを利用して、よく家族そろってドライブ旅行をした。洞爺(とうや)湖、支笏(しこつ)湖、石狩、襟裳(えりも)岬、知床、網走、稚内(わっかない)、礼文(れぶん)島、奥尻島など道内各地を旅して雄大で美しい自然を満喫した。 子どもたちの将来のためにどう教育すればよいのか、いつも夫婦で悩んだ。北海道ではこのように伸び伸びと成長できても、いずれ競争の激しい東京に戻ることになる。不安はあった。が、受験戦争に勝ち抜くことよりも、子どもたちの人生にとって、もっと大切なことがあるといつも信じていた。できる限り家族一緒に自然の中で楽しく過ごすこと、強いて言えば、これがわが家の教育方針のようなものだった。子どもたちは今は皆成人し、それぞれ一人前の社会人となっている。幸い皆性格が良い。わが家の教育方針も決して間違いではなかったと安堵(あんど)している。 横須賀は札幌とは違うが、首都圏にありながら自然に恵まれている。美しい海があるし、緑も残されている。市長就任後、横須賀の子どもたちがソフトボール大会、つり大会、海辺の砂の芸術コンクール、夏祭りなどで元気に活躍している姿を見ることができて、うれしく思っている。このまちの子どもたちがほかの地域に比べ、皆生き生きとしていて元気が良い、そう言われるようになったら素晴らしいと思う。 |
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